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BOURGOGNE
≪ ブルゴーニュ ≫
ROUGE 赤ワイン
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ローメという名前は、その昔まだ近代的な設備が何もない頃に、≪鎌≫での手作業で 一人が一日に作業できる範囲（４３１�屐砲魄嫐�した古語に由来した名です。 エチケット（ラベル）はその当時の風景を描いたもので、 設備の整った現代でも、当時の直向きなワイン造りの姿勢を忘れない。という 蔵元の丹精込めた丁寧な仕事ぶりが表れています。 このローメに使われている『ガメイ』という葡萄品種は、毎年１１月の第三木曜日に販売解禁になり 世間を賑やかす あの≪ボージョレー・ヌーボー≫の使用品種です。 摘み取った葡萄をそのまま食べているかのような、フレッシュで新鮮な香味で タンニン分が少なく心地良い酸味が特徴です。 このローメは、このようなガメイの特徴がストレートに表現されています。 粗悪なガメイ種のワインの中には泥臭いものがありますが、このローメには そのような雑味が一切なく、非常にピュアーでフレッシュな果実味を満喫できます。 ガメイ種の原点を味わうのに最適な一本で、複雑なワインとはまた違った楽しみがあります。 また、素直な果実味の良さだけでなく、適度なタンニンも含み、十分に満足できる味わいです。 『重たい赤は飲みたくない、かといって白では物足りない・・・』そんな気分の時や 真夏の蒸し暑い時に、少し冷やして飲むと さいッこぉ〜〜に美味しいですよ！！ ＾＾ｖ
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ローメ AOC：コトー・デュ・リヨネ 品種：ガメイ
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シャトー・ド・ラ・ブリュイエール AOC：マコン・イジェ・ルージュ 品種：ガメイ 樽熟成：１０-１２ヶ月
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このドメーヌ・カロは、上記ローメがガメイのフレッシュでフルーティーな味わいを楽しむのに対して 熟成されたガメイの味わいを堪能する事ができます。 この蔵元は、ボージョレーの伝統的なワイン造りを追求している事で有名で、その品質の良さは モルゴンをはじめとした内外で高く評価されています。 モルゴンは、ボージョレーの中でも腰のある力強いワインが造られる産地ですが、この蔵元は そのような産地の特性を上手く生かしつつ、独特のエレガントな風味のあるワインを造っています。 深みのある綺麗なルビーの色調で、ボージョレー特有のチェリーやイチゴ等の熟した甘い果実味を 感じさせる香味があり、そこに非常に繊細なスパイシーさも混じり、しまった酸味を持ちながら 優雅でふくよかさのある味わいを楽しませてくれます。 ガメイというと、どうしても『ボージョレー・ヌーヴォー』のフレッシュなイメージが強いですが 熟成されたガメイの美味しさを改めて楽しんでいただきたいと思います。 |
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ドメーヌ・カロ キュヴェ・トラディッション AOC：モルゴン 品種：ガメイ
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この蔵元は、ジブリーの南方 サン・デールという村にある代々続いている家族的なドメーヌです。 現地に行き買い付けてきたインポーターによると、現在の所有者は お喋り好きの田舎のおじさん といった 風情の非常に素朴な人柄だそうです。 実際、このドメーヌのワインをいくつか扱っていますが、どれを飲んでも 彼の誠実で丹念な仕事ぶりが 表れていて、『これがブルゴーニュの良い所だなぁ〜』としみじみ実感してしまいます。 このような暖かみのあるドメーヌには いつまでも活躍し続けてもらいたいと思います。 パストゥーグランとは ガメイ種を３/２ ピノ・ノワール種を１/３ の割合で混ぜて造られる赤やロゼワインの事です。 このドメーヌ・ルノーのように、上手く造られた美味しいパストゥーグランになると 若いうちはガメイの特色が前面に出ていて、その後熟成が進むにつれピノ・ノワールの特色が 表れるというプロセスがあるので、必ずしも早飲みせずに熟成の味わいも楽しめます。 このワインは、樹齢３０年以上の古木から丁寧に手摘みされた葡萄で醸されていて よく澄んだ綺麗な色合いのワインです。 ガメイ特有の甘みのあるベリー系の香りで、口当たりの良さにもガメイの良さが生かされています。 ところが、一口含むと今度はピノ・ノワールの風味が前面に出てくるという ガメイとピノ・ノワールの良さを十分に引き出し、巧みに調和された非常にバランスの良い味わいです。 素朴な味わいを持つ軽妙なワインですが、どことなく品性を感じさせる上品さがあります。 『重たい赤は飲みたくない、かといって白では物足りない・・・』そんな気分の時や 真夏の蒸し暑い時に、少し冷やして飲むと さいッこぉ〜〜に美味しいですよ！！ ＾＾ｖ
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ドメーヌ・ルノー AOC：ブルゴーニュ・パストゥーグラン 品種：ガメイ６６％ ピノ・ノワール３４％
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナールはブルゴーニュの北方、シャブリの南西にある小さなドメーヌです。 年配のご夫婦が経営していて、シャブリ周辺にいくつかの畑を持ち、 昔ながらの伝統的な方法でワインを造っています。 フランスで定評のあるワインガイドブックＨＡＣＨＥＴＴＥ（アシェット）では常に高い評価を受け ヴィンテージによっては最高得点の三ツ星を獲得した事もある腕の確かな作り手です。 辛口評価で硬い雑誌のアシェットが≪ブルゴーニュのおじいさんのワイン≫と愛称を冠するほど 非常に人気のある蔵元で、実際 各銘柄に共通して この年配のご夫婦の人柄の良さが 滲み出ているような温かみがあります。 このご夫婦のお宅で食事をご馳走になったインポーターによると 『周りの生産者は、大手業者に買い叩かれて品質を落とさざるを得ない所が多い だが、私は絶対にそんな事をしたくないので、苦しいけれども 何とか伝統的な ワイン造りを続ける道を歩みたい』 と熱く語ったそうです。 ワイン好きにとっては、伝統的な造りを守る数少ない貴重な蔵元を応援したくなります。 ジャッキーおじいさんのワイン造りは、果実味と土の風味を重視した素直な造りで 葡萄がもたらしてくれる本来の味わいを自然に楽しめるのが特徴です。 一般的に北部産地では固めのワインが出来やすいですが、彼のワインは果実の旨みを 十分に引き出していて、素直にブルゴーニュ本来の味わいが楽しめ、フランスで評判の 腕の確かさがわかります。 毎年ソムリエ試験が近づくと、この4品をまとめ買いし品種の味わいを再確認する方が いらっしゃるほど、どれも品種本来の味わいが素直にストレートに上手く引き出されています。 |
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナール AOC：ブルゴーニュ・コート・ドクセール・ルージュ 品種：ピノ・ノワール ピノ・ノワールという品種は、ブルゴーニュの赤ワインの主要品種で あの有名な『ロマネ・コンティ』は、この品種の最高傑作品です。 また、基本的にニュートラルな性格で、育つ土壌により 味わいが全く違ってくる事でも知られています。 ≪ブルゴーニュの主要品種≫ ≪土壌で違う味わい≫ まずは、基本となる お手本ともいうべきピノ・ノワールを飲んでベースをしっかりと 作っておくと、土壌による味わいの差や造り手による味わいの差がわかりやすくなり ワインライフが ぐっと充実します。 そんな、ピノ・ノワールの基本的な味わいを覚えるのに最適なワインです！！ ピノ・ノワールが本来持つチャーミングな果実味。 チェリーや苺のような、ベリー系の甘い香り。 適度な渋みと甘みと酸味のバランスが絶妙にとれています。
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この蔵元は、現在の所有者のフランソワ・ペローさんの お父さんが１９７０年に取得した ジュヴレイ・シャンベルダンのドメーヌで、当時は５ha程の畑でしたが、今では１２haの広さになっています。 オーナーのフランソワ・ペローさんは純朴な人柄で、彼の造るワインにはその真摯な性格が よく表れていて、このブルゴーニュ・ルージュの他にも≪ジュヴレイ・シャンベルダン≫と ≪シャンボール・ミュジニ≫を生産しています。 このワインはAOCこそ『ブルゴーニュ・ルージュ』ですが 畑はブルゴーニュで最も力強いといわれる『ジュヴレイ・シャンベルダン』にあるので 産地の風味を備えた芯の強いワインです。 上記の『ドメーヌ・ジャッキー・ルナール』と同じ ピノ・ノワール種１００％ですが こちらは、スパイシーな風味のある酸味とタンニンのしっかりとした、しまりのある味わいです。 両者を同時に飲み比べてみると、ブルゴーニュのトップページにも書いた、同品種でも テロワールの違いによる味わいの差が、実感できて面白いですよ！！ |
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≪マルサネ≫といえば、美味しい≪ロゼワイン≫の産地として大変有名ですが 赤ワインでも とっても美味しいものがあるんです！！ その代表ともいうべきワインが、この≪ドメーヌ・コロット≫です！！ 明るく澄んだ とっても綺麗な色合いで、苺ジャムのような甘い香りを漂わせ 甘みと酸味が よく調和した上品で優しい味わいです。 ・・・・っと ここまでですと、上記の『ジャッキー・ルナール』とあまり変わらないようですが 違うんです！！ ＾＾ｖ こちらの『ドメーヌ・コロット』は、しっかりと樽で1年間されているので 同じベリー系の甘い香りや、上品で優しい味わいの中にも複雑さがあり 味わいにも ぐっと深みが出てきています。 人間に例えるなら 『ジャッキー・ルナール』のピノ・ノワールがチャーミングな女子高生だとすると 『ドメーヌ・コロット』のピノ・ノワールは、少し大人びた女子大生。 という感じです。 可愛らしさ・上品さ・キュートさは同じでも、それらが ぐっと大人になり、魅力的になった そんな感じの味わいです。 大人になった分、料理にあわせられる幅も広くなり、繊細なものから少し重ためなものまで 守備範囲がずっと広くなっています。 |
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ドメーヌ・コロット AOC：マルサネ・ルージュ 品種：ピノ・ノワール 樽熟成：１２ヶ月
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フィクサンのプレミエ・クリュの産地の下方にあたる非常に恵まれた立地の このドメーヌ・ダニエル・フルニエは、こだわりの造り手として評判です。 ■ こだわり その１
様々な地層からの養分を取り入れるので、複雑な味わいになっていきます。 （どこか人間にも共通するところがありますねぇ） ■こだわり その２
例えば、１本の樹で100房の収穫を50房に抑えれば、それだけ残された50房に 養分が行き渡り、凝縮した旨みが得られます。 ■こだわり その３
労力といえば、当然それだけのコストが掛かるわけですが、それに見合う以上の魅力が ワインの味わいに報われるのです。 ■こだわり その４
収穫量の少ない古木を、間引きして収穫量を抑え、やっと出来た葡萄を更に手摘みで厳選し よく熟した出来の良い葡萄のみを使います。 一般的にフィクサンのワインは、≪たくましく男性的なワイン≫と言われます。 悪く言うと、荒々しく固めな印象 となりますが、このドメーヌ・ダニエル・フルニエは 上記のようなキメ細かな徹底した葡萄造りでフィクサンの特長は生かしつつも 上品でしなやかな 味わい深い 旨みののった ワインに仕上げています。 チェリーや苺のような、ベリー系の香味の中にスパイシーな風味がよく調和され 丁寧に手摘みされた古木の旨みが十分に堪能できます。 これだけ丁寧な仕事をして、これだけ美味しい味わい。 そして、この価格。 非常にコストパフォーマンスの高いワインです！！ |
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ドメーヌ・ダニエル・フルニエ AOC：フィクサン 品種：ピノ・ノワール
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このワイン造りに最適な気候風土を持ち、 多くの銘醸ワインを産出する素晴らしい土地 ≪コート・ド・ニュイ≫ その中でも、最も力強いと言われる赤ワインを産する村が この≪ジュヴレイ・シャンベルダン≫です。 この≪ジュヴレイ・シャンベルダン≫は白泥灰岩の土壌で、最も男性的とも言われ 力強さと奥深い味わいを併せ持ち、かのナポレオンが愛飲していた事も有名な話です。 この≪ドメーヌ・フランソワ・ペロー≫は、産地の特徴を感じさせる果実味を素直に引き出し タンニンの強さと、心地良い酸味が上手くバランスをとって調和されています。 色も深みのある綺麗な色合いで、スパイシーでミネラルな風味が、奥行きのある ふところ深い果実味に包まれ、心地良い余韻も非常に長く続き さすが銘醸地ワイン！！ と、うなずける逸品です。
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ワイン造りに最適な気候風土を持ち、 多くの銘醸ワインを産出する素晴らしい土地 ≪コート・ド・ニュイ≫ その中でも、最も繊細な赤ワインの産地が この≪シャンボール・ミュジニ≫です。 この≪シャンボール・ミュジニ≫は石灰分の多い土壌を持ち、最も女性的とも言われ 芳醇な香りと柔らかな口当たりで繊細な味わいが特徴な土地柄です。 この≪ドメーヌ・フランソワ・ペロー≫は、上記のような女性的な柔らかな産地の特性に この蔵元独自の特徴が生かされ、本来の繊細さに力強さも加わっています。 最初口に入れた時には、女性的なやわらかさがあり、しばらくすると この蔵元の特徴である 力強さが出てきて、ぐんぐん口の中に旨みが広がっていきます。 軽妙な味わいの中にも複雑身を帯びた力強さがあり、それらが完璧なまでに整えられた バランスで調和されています。 こちらも『逸品』と呼ぶに相応しい風格を持っています。
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この上記２品は、蔵元が同じ・値段が同じ・品種が同じ（ピノ・ノワール) です。 唯一の違いは土壌です。 土壌が違うと言っても≪ジュヴレイ・シャンベルダン≫と≪シャンボール・ミュジニ≫は、すぐ近所です。 なのに全くと言っていいほど味わいが違います。 これが、ブルゴーニュの面白さなんです！！ ボルドーのように複数の品種をブレンドしなくても、テロワール（気候風土）の違いで違った味わいが楽しめます。 是非この２本を飲み比べてみてください！！ ≪コート・ド・ニュイ≫が偉大なる銘醸地といわれる所以が、美味しく・楽しく・面白く ご理解いただけると思います！！ ２本同時にご注文頂いたお客様には |
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ブルゴーニュで最も優れた赤ワインを産出する≪コート・ド・ニュイ≫ その中で、 最も力強く男性的な味わいの産地≪ジュヴレイ・シャンベルダン≫ と 最も繊細で女性的な味わいの産地≪シャンボール・ミュジニ≫ の ちょうど中間に、このクロー・ド・ラ・ビドードの産地≪モレイ・サン・ドゥニ≫があります。 そして、この場所はグラン・クリュのクロー・デ・ランブレイの西に隣接する 山際で排水の良い、ワイン造りに絶好の条件がそろった非常に恵まれた位置にあります。 味わいには、立地条件の良さがそのまま表れていて ジュヴレイ・シャンベルダンの力強さと、シャンボールミュジニの優雅さを兼ね備え 良質のしっかりとしたタンニンを 心地良いよく熟した果実味が まろやかに包み込み 初めの印象は、優しく上品な感じですが その実 中には一本筋の通った力強さがあり まろやかで飲み応えのある味わいに仕上がっています。 さらに、よく熟した芳醇な果実味が肉厚で豊かなボディーを形成しているので 口の中での旨みの広がりが素晴らしく、心地良い余韻も長く続きます。 香りには、よく熟した黒果実系の甘く優雅なニュアンスがあり 時折シガーボックスのような香りも顔を出します。 偉大な両産地の特性を上手く引き出し、エレガントにまとめ上げた素晴らしい味わいです！！ |
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クロー・ド・ラ・ビドード AOC：モレイ・サン・ドゥニ 品種：ピノ・ノワール 樽熟成：１２-１８ヶ月
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この蔵元はブジョーにあるドメーヌで、造り手は柔道が趣味のコンフュロンさんです。 彼は ワイン造りに色々と試行錯誤した末、やはりドメーヌの伝統の味を受け継ぐ事の重要性を認識し ピノ・ノワール本来の上品で旨みのある果実味を上手く生かしたクラシカルな造りを守る造り手です。 昨今ピノ・ノワールにカベルネ・ソーヴィニヨンのような飲み応えを求める風潮がありますが それは例えば『コンソメ・スープ』に『ポタージュ・スープ』の飲み応えを求めているようなもので 本末転倒な話です。 このような悪しき風潮がはびこる現在、ブルゴーニュにとっても コンフュロンさんのような造り手は貴重な存在と言えます。
このワインは特定の村名を持っていませんが、しっかりと１８ヶ月間樽で熟成されており 偉大なるワイン銘醸地≪コート・ド・ニュイ≫の基本的なニュアンスが素直に楽しめます。 明るめの綺麗なルビー色で、ピノ・ノワール特有のチャーミングな果実味に熟した旨みが加わり 甘みのある心地良さだけでなく、樽熟の効果も手伝い より複雑な味わいが増しています。 上記コンフュロンさんのワイン造りに対する情熱や丁寧な仕事ぶりが味わいにも生かされていて タンニンや酸味に力強さと繊細があり、十分な厚みのある量感にも上品さが忘れられておらず 余韻のある味わいです。 手頃なニュイの赤としては非常に完成度が高く、まさに飲み得な一品です。
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このニュイ・サン・ジョルジュで造られるワインは、色合いが濃く・渋みも強いのに デリケートな風味も兼ね備えているのが特徴です。 このワインも、そのような産地の特徴を素直に引き出し、上手くまとめ上げています。 すなわち、産地の固さを表面に出さずに、腰の強さを内に秘めた造りです。 澄んだ美しい色調で、ミネラルな風味が果実味と融和し、非常にピュアーな酸味とタンニンを持ち 全体的なニュアンスとしては、しっかりとした造りになっています。 ただ、口当たりは とっても爽やかで上品な果実味には たっぷりと厚みがあり 微かなスパイシーさがアクセントとなっています。
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このワインは上記コンフュロンさんが自分の技術・情熱全てを注ぎ込み造り上げた最高傑作です！！ 畑に等級を付け≪格付け≫することの意味がこのワインを飲むとわかります。 特に、前出の『ドメーヌ・フランソワ・ペロー』の≪シャンボール・ミュジニ≫と飲み比べていただければ その差は歴然です！！ 『これぞプレミエ・クリュの力だ！！』 と見せ付けられ、素直に納得してしまいます。 ただ、誤解しないでいただきたいのは、『ドメーヌ・フランソワ・ペロー』の質が悪いわけでは 決してありません！！ 美味しいワイン造りにとって『土壌』が最大のファクターであると言う事です。 『ドメーヌ・フランソワ・ペロー』の≪シャンボール・ミュジニ≫も同価格帯のものでは決して負けない 素晴らしいワインです。 ワイン造りに最適な気候風土を持ち、多くの銘醸ワインを産出する素晴らしい土地 ≪コート・ド・ニュイ≫ その中でも、最も繊細な赤ワインの産地が、この≪シャンボール・ミュジニ≫です。 この≪シャンボール・ミュジニ≫は石灰分の多い土壌を持ち、最も女性的とも言われ 芳醇な香りと柔らかな口当たりで繊細な味わいが特徴な土地柄です。 特にこのプレミエ・クリュでは産地の特性が如何なく発揮されており 通常のクリュでは味わえなかった複雑さや上品さ、そしてそれらの奥行きの深さが 色合い・香り・味わい全てにあります。 口当たりも大変キメが細かく、お豆腐でいえば『絹ごし』と『木綿』位の差があります。 例えば、同じ映画を『映画館』で見るのと『テレビ』で見るのとでは迫力が全然違い 受ける感動の大きさも違ってくると思います。 同産地の格付けも同じような事が言えます。 同じ内容のワインでも全くスケールの大きさが違うのです！！ このワインでは、このような≪格の違い≫≪スケールの違い≫を実感していただける完璧なワインです。
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このモンテリーには『価格の割には中身が薄い』ものが多いですが、このドメーヌ・ジュラール・ドローの モンテリーは造りがしっかりとしています。 完熟した苺やチェリーの香りに繊細な燻し香が混じり、複雑で芳醇な香りが楽しめます。 十分に濃さのある綺麗な色合いで、口当たりは柔らかで舌触りは非常にキメが細かく 滑らかな広がりを見せます。 味わいには、力のあるタンニンを含み、腰があるのと同時に、タンニンがとても良く こなれていて キメが細かく上手くワインに溶け込んでいるので上品な趣もあります。 しっかりとした≪固さ≫ と 品性のある≪上品さ≫ 一見矛盾したこの両者を上手くひとつにまとめ上げ、ひとつの味に整えるのはとっても大変な事で この蔵元の≪腕の確かさ≫が伝わってきます。 |
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ドメーヌ・ジェラール・ドロー AOC：モンテリー 品種：ピノ・ノワール 樽熟成：１８ヶ月
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実際に現地を訪れ、このワインを造っているミッシェル・アルスランという おじいさんと話した インポーターによると、このおじいさんは相当な頑固者です！ かなりのものです！ 素晴らしいです！！ 『頑固者』というと、偏屈な感じで あまり良いイメージが湧かないと思いますが、違うんです！ 自分が信念を持つワイン造りに対しては一歩も譲らず、毎年素晴らしいワインを造り続けています。 ワイン醸造の歴史上ステンレスタンクの登場以来、熟成で樽を使うことはあっても発酵ではあまり 使われなくなりました。 それは、ステンレスの方が発酵時の温度等や衛生面の管理がしやすく 均一な味を容易に造り出せるからです。 つまり、樽での発酵は非常に手間が掛かり、熟練した巧みの技が無ければ酷いワインになってしまう 逆に上手くいけば素晴らしく美味しいワインが出来る ハイリスクハイリターンな醸造法なのです。 しかしアルスランさんは知っているのです。 どんなに手間隙が掛かり大変な思いをしようとも樽で発酵させたワインの持つ、 ステンレスタンクでは決して造りだす事のできない独特の堂々とした風格を。 そしてそれが年数を経るごとに複雑さを増しどんどん素晴らしいワインになっていく事を。 残念ながら現段階ではアルスランさんの『凄腕』ともいえる絶妙な樽使いを継承する人がいなく 技の伝承が行われない可能性があるそうです。 このボーヌは、（ボーヌとは？） １９６２年に植えられた古木から獲れる葡萄のみを使用しています。 葡萄の木は、古木になるほど収穫量は落ちますが、根っこが地中深くまで伸び 様々な地層からの養分を取り入れるので、複雑な味わいになっていきます。 （どこか人間にも共通するところがありますねぇ） しかも、収穫は手摘みです。 機械で画一的に収穫してしまうと出来の良いものからそうでないものまで全て収穫してしまいます。 収穫量の少ない古木を、間引きして収穫量を抑え、やっと出来た葡萄を更に手摘みで厳選し よく熟した出来の良い葡萄のみを使います。 全体的に柔らかくボーヌらしい優雅な香味を持つワインで、色持ちが良く、 熟した果実味を感じさせる香りを持ち酸味とタンニンが良く調和したしっかりした造りです。 さらに！！このワインの素晴らしいところは まだ熟成過程であるにも拘らず、すでに熟した果実味が出てきているのです！！ １９９８年物で、ここまで熟した旨みを味わえるのは滅多にありません！！ 蔵元によると、まだまだ２０年は熟成できるとの事。 柔らかなワインで、長期熟成にも耐えうる（どんどん美味しくなる）造りは素晴らしいの一言に尽きます！！ ミッシェルおじいさんの、この巧みな醸造技術が継承される事を願ってやみません。 |
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ドメーヌ・ミッシェル・アルスラン AOC：ボーヌ 品種：ピノ・ノワール 樽熟成： 大樽
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この蔵元はとても家庭的なドメーヌで、今では得難いクラシカルなワインを丁寧に作り上げています。 古き良きブルゴーニュを満喫できる素晴らしい造り手で、彼の粘土質と石灰質の土壌を持つ畑には 樹齢３０〜５０年のヴィエイユ・ヴィーニュ（古木）が植わっています。 その恵まれた環境を十分に生かし、ロワさんが自らの名を冠した自信作がこのワインです！！ 『力強いが造りが粗い』そんなオーセイデュレスが多い中、産地の特性である≪力強さ≫を 上手く生かしつつも、このワインには品性とまろやかさもあります。 心地良い果実味に上品なスパイシーな風味が絡み全体的にまろやかで上品な味わいに仕上がっていて 舌にまとわる心地良い とろみもあり、余韻も長く続きます。
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ドメーヌ・ベルナール・ロワ AOC：オーセイ・デュレス・プルミエ クリュ ル・ヴァル 品種：ピノ・ノワール 樽熟成：１０ヶ月
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この蔵元は、自己所有の畑を持っていません。 ワイン造りに必要な葡萄は全て目ぼしいドメーヌの畑から収穫してきます。 しかも、各ドメーヌの一番出来の良い 最良の葡萄のみを厳選して収穫してきます。 金にものをいわせ買い取っているのでしょうか？ そんな事をしたら、このワインの価格はもっと高くなってしまいます。 はたしてそんな事をして許されるのでしょうか？ 彼は各ドメーヌの葡萄栽培者からも敬愛されているそうです。 秘密は蔵元のワイン造りにかける熱い情熱と卓越した技量にあります。 彼はそのドメーヌの畑には毎日のように出かけ、そこの畑の葡萄の事なら栽培者より詳しいと 豪語するほど通いつめ、葡萄に愛情を注ぎます。 また、ワイン造りでも精密機械のような正確なテクニックを持ち、熟練された職人技で秀逸なワインを 醸し上げ、そのドメーヌでさえ『これがうちの畑の葡萄で造ったワインか！？』と驚くほどです。 そんな実力者な彼だからこそ、こんな虫の良いワイン造りが出来るのです。 この マランジュ というAOCはボーヌの中でも さほど有名ではありませんが 彼の手に掛かれば有名産地をも凌ぐ美味しいワインへと生まれ変ります。 明るめの美しいルビーの色調で、ピノ・ノワール特有のチェリー系の香りの中に 奥深い複雑さを帯びた上品な香りで、一見 繊細な印象を受けるも 口の中での広がりは素晴らしく、ワインの中にある潜在的なパワーが あくまでもソフトに まろやかに自己主張をし、飲んだ後の余韻の心地良さも素晴らしい。 |
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ドメーヌ・フランソワ・ダレーヌ AOC：マランジュ 品種：ピノ・ノワール 樽熟成：１２ヶ月 只今品切れ中です
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